首里城再建支援プロジェクト

Real Story 01

首里城再建支援

一人の少女の「首里城を助けたい」から始まった。
小さな教室から生まれた思いが、地域を越え、大きな波になった。

2019年、火災によって首里城が焼失しました。

  • 首里城の火災を伝える子ども新聞

GLOBAL WATERSでは日頃から、子どもたちに伝えていることがあります。社会で起きていることに目を向けること。ニュースを「自分には関係ないこと」にしないこと。そして、「自分にできることは何だろう?」と考えること。

そんな日々の中、ニュースで焼け落ちた首里城を見た一人の少女が言いました。

首里城を助けたい。

すべては、その一言から始まりました。

  • 「首里城を助けたい」から動き始めた子どもたち
  • 自分たちに何ができるのかを調べる
  1. 「助けたい」を、行動に変える。

    子どもの思いを、思いだけで終わらせない。そこでGLOBAL WATERSでは、子どもたちと一緒に「自分たちに何ができるのか」を考えました。

    ヒントになったのは、オーストラリアの学校で行われていた社会教育でした。子どもたち自身が商品を販売し、その収益を社会課題への支援につなげる活動です。

    「自分たちも、お菓子を販売して首里城復興を応援しよう。」

    そこから、子どもたち自身が参加するプロジェクトが動き始めました。活動は、普段の学びと同じように英語で進めました。インターネットで業者を探し、目標を500袋に設定。商品のパッケージは、子どもたち自身がデザインしました。

    • 商品のパッケージを描く子ども
    • みんなでパッケージをデザインする

    こうして、「助けたい」という気持ちが、少しずつ具体的な形になっていきました。

  2. 小さな教室から、地域へ。

    完成した商品をスクールの受付で販売すると、まず保護者の皆さんが活動に賛同してくださいました。

    • 子どもたちが描いたパッケージの原画(海の生きもの)
    • 子どもたちが描いたパッケージの原画(首里城)
    • 子どもたちが描いたパッケージの原画(夜の海)
    • 子どもたちが描いたパッケージの原画(海と太陽)
    • スクールの受付に並んだ商品
    • 完成した商品を持つ子どもたち
    • 商品を手にする子どもたち

    さらに近隣の喫茶店や知人のお店からも、「うちでも置きますよ」という声が自然に上がり始めました。

    一人の少女の「助けたい」は、友だちへ。保護者へ。そして地域へ。

    • 商品を手にする生徒
    • 活動に賛同してくださった地域の方
    • 置いていただいたお店のレジ横
    • 商品を持つ生徒
    • 講師も一緒に応援

    小さな教室から始まった活動は、人から人へとつながり、少しずつ大きな輪になっていきました。

  3. コロナ禍。それでも、思いは止まらなかった。

    ところが、活動の途中で新型コロナウイルスの感染が拡大。スクールは閉鎖を余儀なくされ、約200袋の商品を残したまま、活動も止まってしまいました。

    それでも、このプロジェクトをここで終わらせることはしませんでした。知人を通じて沖縄へ連絡し、現地の小さな店舗やマーケットに協力をお願いしたところ、商品を置いていただけることになりました。

    そして今度は、沖縄の皆さんが、「大阪の子どもたちが、首里城を応援してくれている」と、この活動を喜んでくださいました。

    • 沖縄へ送るために箱に詰めた商品
    • 袋詰めをする子どもたち
    • 沖縄のお店へ添えたメッセージカード

    枚方で生まれた思いが、大阪を越え、沖縄へ。

    • 沖縄で応援してくださったお店の方
    • 商品を置いてくださった沖縄の皆さん
    • 沖縄のマーケットにて

    そして、その活動はついに那覇市長の耳にも届きました。

    • 那覇市への贈呈
    • 寄付金の内訳を記したボード
  4. 一人の「何とかしたい」が、大きな波になった。

    GLOBAL WATERSの子どもたちの活動に対し、那覇市から感謝状が贈られました。けれど、このプロジェクトで本当に大切だったのは、感謝状をいただいたことだけではありません。

    一人の少女が社会の出来事に心を動かされた。その思いを仲間が受け止めた。大人が受け止めた。保護者が応援した。地域のお店が動いた。そして沖縄の人々へ届き、さらに行政へとつながった。

    一人の子どもの「何とかしたい」が、人を動かし、地域を越え、大きな波になった。

それこそが、GLOBAL WATERSが子どもたちに伝え続けている事です。社会を知る。自分ごととして考える。自分にできることを見つける。そして、行動する。

子どもだからできない、ではなく、一人の子どもの小さな一歩からでも、人の心は動き、社会とのつながりは生まれていく。

GLOBAL WATERSが育てたい「地球人」の姿が、このプロジェクトの中にあります。

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